これまで販売していた旧型ライト専用の外管を取り除いた紫外線強化バルブが製造終了となり、後継バルブが必要と考えました。

現行ライト用に開発した紫外線の透過率が高い外管がついた紫外線透過バルブが好評なことから、旧型ライト専用の口金D2Sタイプも同様に商品化しました。

交換用や予備としてお買い求めください。

【使用可能製品】
SL3050 AZ50SL AZ5SL改 AZ50GAGA MOTHLIGHTなど
2019年まで販売していた黒い旧型ライト

1.紫外線透過バルブとは

D2S紫外線透過バルブ

D2S紫外線透過バルブ

灯火総研オリジナル
D2S紫外線透過バルブ8000K
税込価格 13,200円
(税抜価格12,000円 消費税1,200円)
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特徴 特徴
一般的なバルブは、キセノンガスやメタルハライドが封入されている発光管と、紫外線をカットする外管の二重構造になっています。弊社では区別するために「紫外線カットバルブ」としています。

問題点 問題点
外管の無い紫外線強化バルブは、外管が有るバルブと比較しますと以下の問題点がありました。
・強度が弱い ⇒ 外管があることにより強度が増します
・寿命が短い ⇒ 約500時間から約1500時間となりました
・リフレクター、バルブ、ガラスが紫外線焼けしやすく、曇りやすい
⇒外管があることにより緩和されます

また、LEDの普及によるHIDの市場の縮小に伴って紫外線強化バルブの製造が終了となり、長くご使用していただくために後継が必要となりました。


問題点 開発
問題点の改善も考え、紫外線がカットされているガラスではなく、紫外線の透過率が高いガラスを外管に使用した「紫外線透過バルブ」を国内のバルブメーカーと開発しました。

更に、320-400nmの紫外線域のうち、365nm付近の帯域を強化することで、全体的なエネルギーアップを実現。

現在販売中のライト用(H3タイプ)にご好評をいただいたことから、旧型ライト(D2Sタイプ)も販売する運びとなりました。昆虫採集専用の弊社オリジナルバルブとなります。

当製品は口金タイプがD2Sとなり、2019年6月まで販売の旧型ライト用です。
現行モデルのMOTHLIGHT-Cには使用できません。


2.分光分布測定


D2S 8000K 紫外線透過と紫外線強化比較

紫外線透過バルブ8000Kは紫外線強化バルブ8000Kよりも、365nm付近の帯域が若干少なめですが、365nm付近の帯域を強化することで、全体的なエネルギーアップを実現しています。

過去のテストにおいて6000Kよりも8000Kのほうが昆虫が好む紫外線の帯域が多いことから、弊社では8000Kを標準としています。

バルブは同じケルビン数でも、製造会社、形状、ロット、試験条件などにより個体差があります。

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3.比較画像

【比較画像1】
バルブ比較画像1
左:旧型ライト 50W狭角 紫外線透過バルブ8000K
右:MOTHLIGHT-C 55W 紫外線透過バルブ8000K
【比較画像2】
バルブ比較画像2
左:旧型ライト 50W広角 紫外線透過バルブ8000K
右:MOTHLIGHT-C 55W 紫外線透過バルブ8000K

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4.注意事項

1 バルブ単体でご購入の場合、交換はお客様にて行っていただきます。
交換の際には注意点があります。ライトご購入時の説明書をご覧ください。。
2 通常のバルブでの照射においても紫外線をカットするサングラスをおすすめしていますが、紫外線透過バルブのご使用時には、強い紫外線から目を守るために必ず紫外線をカットするサングラスまたは、めがねなどをご使用ください。
3 通常のバルブや紫外線透過バルブを使用することによる目への悪影響、バルブ交換による故障や不具合につきまして、弊社では一切責任を持ちません。お客様自身の責任においてご使用ください。
4 ガラス製品ですので、お取り扱いには十分注意してください。
5 バルブは消耗品のため、保証の対象外となります。
6 紫外線透過バルブを使った照射は紫外線カットバルブよりもライトのガラス面が曇りやすく、リフレクター(反射板)の焼けなど劣化が起こりやすくなります。
7 紫外線がカットされている一般的なバルブの寿命は約2000時間に対し、紫外線透過バルブは1500時間以下、紫外線強化バルブは500時間以下です。
バルブをご購入の際には、上記を全て承諾されたものといたします。