HIDハンディライトを購入し、初めての灯火採集に挑戦です。
東北地方での、この場所は初めての設置。
車が通らない場所なので安心です。

1.準備

HIDハンディライトの方向や高さが自在にできるようカメラ・ムービー用の三脚を購入。
まずは1台2,980円のものを2台購入して様子を見ます。
三脚使用機器の充電

2.設置

今までは発電機を下ろし、安定器を置き、変圧器を置き、台を置き、台の上にライトを固定し、コードをつなげてようやくスイッチが入れていました。今回からは三脚を置き、雲台をHIDハンディライトに固定し、雲台を三脚に固定してスイッチが入れられます。
格段に短い時間で準備完了です。

20:15 19.6℃ 77% 準備完了 スイッチオン。

3.採集

【動画】
撮影は2つともSONY HDR-SR11を使用。
Night Shot(赤外線利用)モードのため、画像が緑色っぽくなっています。

音が静かなため、川の流れる音やカエルの声が聞こえます。

You Tube URL: http://www.youtube.com/watch?v=SgWapbjzNis

狭角・広角、スポットとワイドの変化がわかります。

You Tube URL: http://www.youtube.com/watch?v=bM2wm6CYQ7Y

【静止画】

前:SL-3050 4200K 30W スポット
奥:AZ50SL 4200K 50W スポット
下:AZ50SL 紫外線強化バルブ


山にしっかり光が届いています。
照射距離は約1kmですが、灯火採集には山が近いほど効果があると感じました。
山が遠いと光の先端が弱くなります。


想像以上に明るいと感じました。
今までの発電機の音が嘘のように静か。


Night Shot(赤外線利用)モードで静止画を切り出したら虫の寄りも悪くありません。


三脚のおかげで光の向きや高さを変えるのが自在。
電源を切って数秒後に点灯できるので場所変更も簡単にできます。

ここで発見!
外付バッテリーを本体に接続した場合、外付バッテリーから消耗されます。
外付バッテリーの残量がゼロになったらライトが消えることによりわかります。
そうなったら外付バッテリーを本体から外し、再度電源を入れ直すと本体のバッテリーが消耗され始めます。ここのオフ・オンがすぐにできるところが便利。

残量がゼロになった外付バッテリーや本体を充電しはじめると、バッテリーランプが無反応であることがわかりました。しばらく経ったら赤く点灯したので故障ではありません。

4.結果

ミヤマクワガタ・コクワガタなど8頭が飛来。
初めてとしては手応えを感じました。
カエルミヤマクワガタ
コクワガタミヤマクワガタ

5.撤収

22:05 16.2℃ 湿度95%以上。
さすがに寒くなってきたので撤収開始。
撤収は10分とかからず、慣れてくればもっと早くなるでしょう。