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1.お客様
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東京都 千葉様
SL-3050 6000K |
2009年のご購入から4年連続レポートをいただいております。
年々の進化に刺激を受けます。
2009年 2010年 2011年
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2.家庭用100VでSL-3050を点灯
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昨年の夏から北軽井沢の古別荘で灯火採集を楽しんでいますが、何とか家庭用AC100VでSL-3050を点灯できないかと考えていました。
手始めに、ハンディライト用の中古Ni-MHバッテリー(12V-9Ah)をSL-3050の外付バッテリーとして使用、点灯に特に問題が無かったため、出力DC12V程度の手頃な中古AC/DCコンバータを探してきました。
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↑外付バッテリーでテスト |
↑シガーソケットを専用コネクターに変換 |
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↑SL-3050とAC/DCコンバータ(130W) |
↑DC12V出力(実際は13.5V) |
そして、家庭用100VでSL-3050を無事に点灯できました。
当然、スイッチを切るまで点灯し続けます。
SL-3050の赤LEDが2回点滅していましたが、内蔵バッテリーの電池切れによるものと判明しました。
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↑100VでSL-3050を点灯 |
↑ウッドデッキから森を照射 |
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↑補助的な水銀灯(400W)も使用 |
↑ミヤマが飛来 |
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↑負傷した大型ミヤマも飛来 |
↑このクラスが良く飛来しました |
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3.感想を一言
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バッテリー残量を気にしなくて良いため、灯火採集に緊張感が無くなってしまう側面もありました。
また、発電機のAC100V出力も使用可能と思われますが、それでは「軽量・コンパクト、何処でも何時でも灯火採集」というSL-3050の最大メリットが無くなってしまうと思われます。
従って、今回のリポートはあくまで、近くにAC100Vがある場合の参考です。
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↑観光牧場で売られていたミヤマ\3800 (71.4mmだそうです) |
↑近くの小川でヤマメが釣れました
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4.灯火総研より
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レポートを拝見して |
年々進化するレポートをいただきありがとうございます。
お客様より、「AC100Vから点灯できないか?」というご質問をたまにいただきます。
発電機からや建物から照射をご希望する方には、たいへん参考になる内容です。
論理的には「始動電流15A、定格5Aに耐えられるAC/DCコンバータ」とわかりますが、
それなりのスペックだと値段が高く、余裕がないと点灯しないリスクがあります。
また、配線にもロスが少なくなるよう工夫が必要となります。
弊社も実験中で、これからご紹介したいと思ってた矢先のレポートに頭が下がります。
ライトに使う外部バッテリーは、リチウムイオン電池や鉛バッテリーが多いですが、
ニッケル水素電池を組み合わせるというのがかえって新しいです。
安く、軽く、ロングタイムな外部バッテリーがあればと思うこの頃です。
コネクター形状に合わせてケーブルの加工など、簡単なようでいくつかの道具が必要で、
一般の方にはハードルが高いところでもあります。
実験をしながらより実用的な仕様に対応していくという点では、ただ虫を採るだけではなく、
道具を100%以上の工夫で、より楽しむというところも灯火採集の醍醐味と思っています。
純正外付バッテリーの出力は、16.5V〜12V台となっているため、
AC/DCコンバータの出力が13.5Vというのは、非常にいい状態です。
来年には、より低価格のバッテリーレスモデル(外部電源専用)を販売予定です。
外部電源を使いこなしている方には、もってこいのモデルですので、是非ご期待下さい。
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